2025年2月資産運用状況

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環境スコア

政策金利10年国債金利社債スプレッド米ドル指数
2024/25.334.251.55104
2025/24.334.291.59104
政策金利長短金利長期金利社債スプレッド米ドル
-1.00-0.040.040.041.00

景気判断表は『金利を見れば投資はうまくいく』(堀井 正孝著)を参考に作成しています。

アメリカの最新の金利データをもとに、今後の投資環境を考えてみましょう。金利の変化がどのように市場や私たちの資産運用に影響を与えるのか、分かりやすく解説します。


①金利動向の特徴

  • 政策金利の低下(5.33% → 4.33%)
    • FRB(米連邦準備制度)は景気減速やインフレ抑制の進展を受け、利下げを進めています。政策金利の1.00%低下は市場の資金調達コストを下げ、株式市場にプラス要因となることが多いです。
  • 10年国債利回りのわずかな上昇(4.25% → 4.29%)
    • 長期金利は大きく動いていませんが、これは市場がFRBの政策を慎重に見極めている証拠です。今後のインフレ動向や経済指標次第では、長期金利が上昇する可能性もあります。
  • 社債スプレッドの拡大(1.55 → 1.59)
    • 社債スプレッドが拡大するということは、企業の資金調達コストが上昇していることを意味します。これは信用リスクがやや高まっているサインとも考えられ、景気減速懸念が背景にあるかもしれません。
  • 米ドル指数の横ばい(104)
    • ドル指数に大きな変動はなく、市場はFRBの政策変更を見守っている状態です。ただし、今後の金利政策次第ではドル安・ドル高のどちらに動くか注視する必要があります。

②金利変動が市場に与える影響

  • 株式市場への影響
    • 政策金利の低下は株式市場にとってプラスですが、長期金利が安定しているため、市場の反応は限定的かもしれません。特に、ハイテク株(NASDAQ100)などの成長株は金利低下の恩恵を受けやすいため、今後の動きに注目です。
  • 債券市場への影響
    • 短期金利が下がることで、短期債の利回りも低下する可能性があります。一方、長期国債の利回りが横ばいであるため、長期債を買うタイミングとしては悪くないでしょう。
  • 投資家心理の変化
    • 社債スプレッドの拡大が示すように、市場はリスク資産に対して慎重な姿勢をとっています。リスク回避の動きが強まると、ディフェンシブ銘柄(生活必需品、ヘルスケア)への資金流入が増える可能性も。

③まとめ

2024年から2025年にかけての金利動向を見ると、政策金利の引き下げは市場に影響を与えつつありますが、慎重な姿勢が求められます。FRBの次の一手やインフレ率の推移を注視しながら、柔軟に投資戦略を調整しましょう。

次回の金利発表では、FRBがどのようなメッセージを出すのかが重要なポイントです。皆さんは、この金利動向をどのように捉えますか?来月のデータも楽しみにしながら、自分なりの投資戦略を考えてみましょう!

資産推移

全世界株米国株インド株日本株米国債ゴールド合計
2024/12¥1,433,071¥2,730,895¥1,148,255¥1,381,185¥4,263,999¥2,555,846¥13,513,251
2025/1¥1,602,871¥2,693,303¥1,113,792¥1,459,375¥4,817,862¥2,721,312¥14,408,514
2025/2¥1,627,811¥2,797,470¥1,048,283¥1,446,253¥4,825,487¥2,653,783¥14,399,088
前月比-¥75,060¥104,168-¥90,509-¥13,122¥7,625-¥67,529-¥9,427

こちらで私の投資戦略について説明していますので、まずは参照ください。

2月の資産推移を振り返ると、全体の資産額はわずかに減少しました。特に、米国株やインド株が下落したことが影響し、円高の進行も資産評価額の押し下げ要因となりました。

今月の市場動向を見ると、債券とゴールドは微増したものの、株式市場は全体的に大きく下落しました。まず、米国株は前月比で約10.4万円の増加となりましたが、これは買い増しによる影響が大きく、実質的には評価額が下がっています。1月の市場調整を経て、投資家のリスク選好が一時的に回復し、ハイテク株を中心に買い戻しの動きが見られました。しかし、ここ2週間で米国株市場は急激な調整が入り、特に金利上昇懸念が成長株に影響を与えたことが評価額の下落を引き起こした可能性があります。

インド株は約9万円の減少となりました。これは、世界的なリスク回避の動きや、インド国内の一部経済指標の鈍化が影響していると考えられます。日本株も微減しましたが、円安の影響が限定的であり、市場の調整局面が続いたことが要因として挙げられます。

米国債は引き続き堅調で、前月比で小幅な増加が見られました。これは、リスクオフ姿勢が強まり、安全資産への資金流入が続いたためと考えられます。一方、ゴールドは前月比で約6.7万円減少しました。通常、リスク回避の際にはゴールドが買われる傾向にありますが、今回は円高の影響により円建ての評価額が下がったことが主な要因です。

来月以降も市場の変動が予想されますが、適切なリスク管理と分散投資を行うことで、安定した資産運用を目指しましょう。市場の動向を注視しながら、自分に合った投資戦略を継続していくことが成功の鍵となります。株式市場の短期的な変動に惑わされず、中長期的な視点での資産形成を続けることが大切です。

特別な売り買い

先週、購入サインが点灯したと勘違いし、NASDAQ100を買い増ししました。これについては、そのままホールドする予定です。

ただ、現在のポートフォリオ配分を考えると、今後さらに買い増しリバランスのサインが点灯しても、追加の動きが取りにくい状況です。

そのため、次回サインが点灯した場合は、債券やゴールドから一定割合を株式へ移行するリバランスを検討しています。資産のバランスを維持しながら、適切に対応していきます。

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