2025年3月資産運用状況

資産運用

環境スコア

政策金利10年国債金利社債スプレッド米ドル指数
2024/35.334.311.51104.3
2025/34.334.061.89102.8
政策金利長短金利長期金利社債スプレッド米ドル
-1.00-0.27-0.250.380.99

景気判断表は『金利を見れば投資はうまくいく』(堀井 正孝著)を参考に作成しています。

📉金利はじわりと転換点?インフレと関税が揺らす投資環境

最新のアメリカ金利データでは、2024年3月から2025年3月にかけて政策金利が5.33%→4.33%へ1%の利下げ。FRBはいよいよ利下げフェーズに入りました。一方、10年国債利回りは4.31%→4.06%と小幅な低下にとどまっており、市場がインフレの粘り強さを警戒している様子が見て取れます。

さらに、直近では「トランプ関税」が世界市場を直撃。全輸入品に10%、EUからの輸入には20%、中国からは最大54%の関税が課されるというニュースは、株式市場に大打撃を与え、S&P500は10%超の下落。投資家の間ではスタグフレーション(インフレ+景気後退)のリスクがささやかれ始めています。

このような環境下では、債券市場では利回り低下=価格上昇の動きが見られる一方で、インフレ懸念が利下げ余地を狭めるという複雑な構図に。企業の信用リスクを示す社債スプレッドも拡大しており、投資先の選別が一段と重要になってきています。

資産推移

全世界株米国株インド株日本株米国債ゴールド合計
2025/11,603千円2,693千円1,114千円1,459千円4,818千円2,721千円14,409千円
2025/21,628千円2,797千円1,048千円1,446千円4,825千円2,654千円14,399千円
2025/31,620千円2,365千円1,109千円1,321千円5,053千円2,722千円14,190千円

こちらで私の投資戦略について説明していますので、まずは参照ください。

3月の資産は14,190千円と、やや減少。でも、その変化の中に投資の面白さが詰まっていました。

特に目を引いたのは米国株の大きな下落。その影響で、全体の評価額も少し揺れました。でも、米国債やゴールドがしっかり上昇してくれていたおかげで、思ったより心は穏やか。

そしてついに、「マイナス5%ルール」が発動!
NASDAQ100が週足で5%以上下落したのを受けて、買い増しリバランスを実施します。こういう時こそ「感情」より「ルール」で動くことが大切だと実感しています。

インド株は積立中ですが、今月は少し足踏み。でもそれも“長距離走の途中の一休み”と捉えて、引き続きコツコツと。

もし今、評価額が下がって不安な方がいたら、それは**「次の一歩を踏み出すチャンス」かもしれません**。下がったときこそ、資産形成の“真の腕の見せどころ”です。

波に飲まれるのではなく、波を読む。
そんな視点で、来月も楽しんでいきましょう😊

特別な売り買い

今回、5%ルールが発動したため、買い増しリバランスを行う予定です。
すでに株式の比率が高くなっていることもあり、米国債やゴールドなどの他アセットを一部売却し、その分を株式に充てて5%分買い増しする方針です。

とはいえ、今のところSNS上では「悲観一色」とまではいかず、まだ冷静な雰囲気。
こういうときに無理に攻めるのではなく、今回はTQQQのようなハイリスク商品ではなく、QQQM(ナスダック100の低コストETF)を選ぶ予定です。

“感情ではなく、ルールと戦略で動く”――これが自分の投資スタイルだと、改めて確認するタイミングになりそうです。

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