今回は、株主優待を使ってジムの費用を浮かせて、利回り10%超えを狙ったのに結局使えなかったという失敗談です。
同様の方法を検討している方が同じ轍を踏まないための参考になれば幸いです。
結論
『毎日コムネット』の株主優待で使用できる『ベネフィットステーション』の制度を使って『フィットネスクラス ティップネス』の値引き制度を使うことはできない
詳細情報
順番に説明していこうと思います。
『フィットネスクラブ ティップネス』というジムでは通常の契約プラン以外に、法人月会費制会員という制度が存在しています。
これは、所謂会社の福利厚生制度の一つで、雇用先の会社がティップネスの指定する福利厚生代行会社の会員となっている場合に限り割安の月会費で契約を結ぶことができるというやつです。
ティップネスの場合は月会費が1,100円安くなります。
詳しくは、ティップネスのサイトへのリンクから確認ください。
当然所属会社が入っていなければ通常使うことのできない制度ですが、この福利厚生代行会社の中のベネフィットステーションというところがちょっと特殊で、上記以外の方法でも会員となることができるようになっています。
それがタイトルにも書いてある株主優待です。
ベネフィットステーションの会員になる株主優待を提供してのは、ベネフィットステーションを運営しているベネフィットワンと毎日コムネットという会社があります。
以下が2社の比較です。
株価 | 配当利回り | 株主優待 | |
ベネフィット・ワン (2412) | 1264 | 2.85% | ベネフィット・ステーション株主様コース |
毎日コムネット (8908) | 730 | 3.84% | ベネフィット・ステーション ダイジェストコース |
株価だけを見ると圧倒的に毎日コムネットの方が割安ですので、私は当然のように今年の5月の権利確定前に購入しました。月々最低でも1,100円お得になることを考えると多少の値下がりは問題ないと思い、タイミングも考えずに購入していまいました。
結果としては、毎日コムネットの方にはティップネスの割引が含まれていませんでした。
7月末に会員IDが届いたため8月に入り早速ログインしてみましたが、毎日コムネット専用のページであり、ティップネスは対象に含まれていませんでした。ダイジェストコースは結構内容が違っているんですね。これは事前にきちんと確認しておかなかったこちらのミスなので文句は言えません。
毎月1100円値引きが実現していれば実質還元率が20%超えで5年で元が取れる計算だったのですが、世の中そうはうまくはいかないですよね。
ちなみにティップネスに関しては、株主優待以外で値引きしてもらえるやり口がありそうで、そちらがうまく行けば月4000円の節約になりそうなのですが、こちらもちゃんと使えるのか怪しいので使用可能が確定してから改めて報告させていただこうと思います。
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