レバレッジの効いたNASDAQ連動商品についての比較【auレバナスvsQLD】

資産運用

今回は、auAMレバレッジ NASDAQ100とQLDの比較についてお話ししたいと思います。auAMレバレッジ NASDAQ100とは、au アセットマネジメントが提供するNASDAQ100指数に連動する投資信託です。QLDとは、ProSharesが提供するNASDAQ100指数の2倍のリターンを目指すETFです。両者はどちらもNASDAQ100指数に連動する商品ですが、特徴やメリット・デメリットが異なります。それでは、詳しく見ていきましょう。

まず、auAMレバレッジ NASDAQ100の特徴ですが、以下のようになります。

  • NASDAQ100指数に連動する投資信託です。
  • レバレッジをかけることで、NASDAQ100指数の2倍のリターンを目指します。
  • 為替ヘッジを行うことで、円高リスクを低減します。

一方、QLDの特徴ですが、以下のようになります。

  • NASDAQ100指数に連動するETFであり、1株あたりの価格は約200ドルです。
  • レバレッジをかけることで、NASDAQ100指数の2倍のリターンを目指します。
  • 為替ヘッジを行わないため、円高リスクもありますが、円安時には円建て資産が増えます。
  • 米国市場で取引されるため、手数料や税金がかかります。
  • 米国市場へのアクセスが必要です。

以上のように、auAMレバレッジ NASDAQ100とQLDは、それぞれにメリット・デメリットがあります。どちらを選ぶかは、自分の投資目的やリスク許容度によって異なります。しかし、いずれにしても、レバレッジ商品は値動きが激しいため、注意深く運用する必要があります。また、為替ヘッジの有無も重要な要素です。為替ヘッジを行う場合は、円高時に損失を抑えることができますが、円安時には利益を得ることができません。為替ヘッジを行わない場合は、逆になります。したがって、為替変動に対する見通しも考慮する必要があります。

QLDauレバナス
種類ETF投資信託
為替ヘッジ
決済通貨ドル
取引速度早い遅い
購入方法一株ごと金額指定可能
売買手数料
信託報酬0.95%0.43%

為替ヘッジコストとは?

まずは、為替ヘッジの有無についてです。

為替ヘッジコストとは、外貨建ての資産や債務を保有する際に、為替変動のリスクを回避するためにかかる費用のことです。例えば、円で借り入れた資金をドルに両替して海外の投資に使う場合、円安になればドルの価値が上がりますが、円高になればドルの価値が下がります。このような為替変動の影響を受けないようにするためには、将来の返済時に必要なドル額をあらかじめ確保する必要があります。これを為替ヘッジと呼びますが、その際に発生する手数料や金利差などが為替ヘッジコストです。為替ヘッジコストは、市場の状況やヘッジの方法によって変動しますが、一般的には、為替レートの変動幅が大きいほど高くなります。

実際にどれくらいかかっているのか?

為替ヘッジコストの計算方法について具体的に説明すると、まずはヘッジする通貨ペアの金利差を求めます。例えば、ドル円の場合は、米国の金利から日本の金利を引きます。次に、金利差を年率換算します。これは、金利差を365で割って日割りにした後、ヘッジする期間(日数)をかけることで求められます。最後に、年率換算した金利差をヘッジする通貨ペアの現在の為替レートで割ります。これで、為替ヘッジコストが発生するレートがわかります。為替ヘッジコストは、ヘッジする通貨ペアの現在の為替レートと発生するレートの差額になります。

具体的に説明すると、為替ヘッジコストの計算方法は、ヘッジしたい通貨ペアの金利差を出して、それを年率に直して、ヘッジする期間と為替レートで調整するということです。簡単に言えば、金利差が大きいほど、為替ヘッジコストは高くなりますし、逆に小さいほど安くなります。また、ヘッジする期間が長いほど、為替ヘッジコストは高くなりますし、逆に短いほど安くなります。そして、為替レートが高いほど、為替ヘッジコストは低くなりますし、逆に低いほど高くなります。

アメリカドル(外貨)の金利は5.25%、日本円の金利は-0.1%と仮定します。この場合、ヘッジコストは以下のように計算されます:

  • ヘッジコスト = 外貨の金利 – 日本円の金利 
  • ヘッジコスト = 5.25% – (-0.1%) =5.35%となります

取引速度について

具体的な話をします。土日にそれぞれの商品を売却をしたとします。

  • ETFは火曜には手元に購入資金が戻ってきます。
  • これに対して、投信は水曜に購入資金が戻ってきます。

そこから別の商品を購入すると、

  • ETFなら火曜中に約定になります。ETFは、市場で取引されるため、即時に売買できます。
  • 投信なら木曜に約定になります。投信は、基準価額が確定するまでに時間がかかります。

取引速度は、市場の変動に対応するために重要な要素です。QLDとauレバナスでは、取引速度に1日以上の差があります。

売買手数料について

投資信託はSBI証券で売買を行う場合は手数料はかかりません
しかし、ETFは売買時にそれぞれ0.45%(上限22ドル)の手数料がかかります
また、投資信託は金額指定で購入できますが、ETFは株式単位でしか購入できませんので、端数が余るというデメリットがあります。
これは、MMF(マネーマーケットファンド)を活用することでフォローが可能です。MMFは、短期金融商品に投資する投信で、安定した利回りと高い流動性を持ちます。ETFの端数をMMFに振り替えることで、資金を有効に活用することができます。

信託報酬や税金

信託報酬は安いに越したことはありません。これについてはauレバナスの方が優れています。

また、ETFは分配金がでますが、これに税金がかかります。投資信託は再投資の設定ができるため無駄がありません。

まとめ

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今回は、auAMレバレッジ NASDAQ100とQLDの比較を行いました。

auAMレバレッジ NASDAQ100とQLDは、ともにNASDAQ100指数に連動する金融商品です。しかし、その特徴は異なります。auAMレバレッジ NASDAQ100は、NASDAQ100指数の2倍のリターンを目指すレバレッジ型の投資信託であり、為替ヘッジを行っています。一方、QLDは、NASDAQ100指数の2倍のリターンを目指すレバレッジ型の上場投資信託(ETF)であり、為替ヘッジを行っていません。したがって、auAMレバレッジ NASDAQ100は、NASDAQ100指数の動きに加えて、円ドル相場の影響も受けます。QLDは、円ドル相場の影響を受けにくいですが、上場投資信託としての手数料や流動性などの要素も考慮する必要があります。

総合的に考えて私はQLDを活用していきます。手数料や税金、信託報酬についてはauレバナスの方が優れていますが、私は暴落時のサイン点灯時に別資産を売却しレバナス商品の購入を考えています。投資信託を活用するのであれば買い替えに時間がかかるため、買い替えようの現金を保有しておく必要がありましたが、ETFであれば素早く買い替えが可能になるためこれが不要となります。私がQLDを選んだ最大の理由はこれです。為替ヘッジコストがかからないというのも高評価です。

ここまでご覧いただきありがとうございました。見た方の何かしらの参考になれば幸いです。

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