FP2級取得で実生活のここが変わった! 半年間の勉強方法も紹介します

雑記

この度ファイナンシャルプランナー2級に合格しました!

今回は勉強した内容が実生活にどのような影響を与えたのか、どのような勉強をしたのかを、3か月間の勉強経験を踏まえて詳しくご紹介します。

FP取得でどんな知識が得られるのか

ファイナンシャルプランナーの取得で得られる知識は、大きく分けて以下の6つの分野に分けられます。

  • ライフプランニングと資金計画

人生の様々な場面で必要となるお金を把握し、目標や理想を実現するために必要な資金を計画する知識を身につけることができます。FPが業務の中で可能なことや禁止されていること、公的な保険制度である医療保険や年金保険、労災などについても学ぶことができます。

  • リスク管理と保険

ライフプランにおけるリスクとそれをカバーする民間保険についての知識を身につけることができます。

  • 金融資産運用

預貯金や株式、投資信託などの金融商品を活用して、資産を効率的に運用する知識を身につけることができます。

  • タックスプランニング(税金)

税金の知識を活用して、納税額を抑えながら資産を増やす知識を身につけることができます。3級では主に所得税についてのみ問われていましたが、2級では住民税や法人税についても触れられていました。

  • 不動産

不動産の購入や運用に関する知識を身につけることができます。

  • 相続・事業承継

相続や事業承継に関する知識を身につけることができます。

FP取得によるメリット

元々は投資を始めるためにFP取得を目指しましたが、投資分野については、思っていたほど得るものはありませんでした。PBRやPERなどのファンダメンタル分析に用いられる用語や各種取引手法について学ぶことができましたが、結局のところ、これらの知識を使いこなすには、それなりの経験や知識が必要だと感じました。私のような投資初心者であれば、インデックスファンドへの積立投資が最適解であると理解していますので、投資分野の勉強は、それほど重要ではないと考えます。

保険については、どのような商品があるのか、手数料がどのように発生していくのかを理解することができました。保険はあくまでリスクに対する備えであるため、変動型の商品のように保険会社が手数料を取って運用するのではなく、資産運用として自身の証券口座で運用することが重要だと理解できた点は良かったと思います。

税金に関しては、一番大きな影響があったと思います。主に所得税について学ぶことができるのですが、私たちの給与から源泉徴収されているお金がどのようなものなのか、どのような控除があるのかなどを理解することができました。各種控除について理解することで、iDeCoの活用についての考察を深めることもできましたので、とても有益な学びとなりました。

全体的な感想としては、他の資格と同様に、資格取得のための勉強だけでは、実際の生活にすぐに役立つ知識を身につけることは難しいと感じました。例えば、配当控除について、損益のボーダーを知ることはできますが、実際に申請するにはどうすればよいのか、自分の証券口座の税金支払いがどのようになっているのかについては、さらに自身で調べていく必要があります。

勉強方法

YouTubeと紙の本を利用しました

YouTube

ほんださん / 東大式FPチャンネルの動画を活用しました。各分野ごとに講義動画を作成されていますので先に動画を2周ほど拝見しました。

テキストと過去問

動画を見て概要をつかんでからは紙媒体での学習を行いました。各出版社でテキスト、過去問、予想問題集が出されていると思いますが、私はテキストと過去問のみ購入しました。私の購入した過去問集はアプリと連動しておりスマホ学習も可能でしたので、合わせて2周ほど実施しました。

以上になります。見た方の参考になれば幸いです。私自身はせっかく2級まで取得できましたので1級取得に向けて動いていこうと思います。

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