-5%投資法を取り入れるための考察

資産運用

2024年からの新NISAの開始に向けて書籍やYouTubeでの情報集めを行っているわけですが、YouTubeで面白そうな理論が紹介してあったので、自身の投資戦略に取り入れていきたいと思います。

結論

元々の投資方針

詳細はこちらです

基本的に年末に翌年の計画を立てて、オルカン+インド投信:レバナス=4:1になるように毎月積み立て投資を行っていきます。

年末に上記に割合になるようにリバランスを行い、上昇相場でしたらレバナスを現金に戻し、下落相場でしたらレバナスを買い増すといったものでした。しかしながら、このやり方ですとタイミングが悪すぎると下落途中に現金に戻すといった状況が起こりえるという可能性がありました。

少しでもマシなタイミングで買い増しができたらと考えていたところで良い感じの手法を紹介されていたので是非とも使わせてもらおうと検討を行いました。

自分の投資戦略に合わせた追加ルール

  1. ▲5%のサインが点灯したら株式全体のリバランスを行う
  2. レバナス以外の合計額を基準に、その他:レバナス=4:1になるようにレバナスの買い増しを行う。レバナスの割合が20%以上の場合はリバランス自体行わない。
  3. 年間計画で決めておいた金額から『4:1』の割合で『オルカン:レバナス』を追加購入する。
  4. 6~12月にサインが点灯してリバランスを実施した場合は、年末に行う通常のリバランスは延期にする。

現在はレバナスを全く保有していない状態なので初回に関しては①②のみを実施します。③に関しては現金の割合が大きい初期は問題ないですが、その他金融資産の額が大きくなると調整が難しくなりそうです。これに関しては何年か実際にやってみて行動修正しようと思います。

−5%投資法とは?

そもそも▲5%ルールとは、ユーチューバーの『投資塾ゆう』さんが提唱している手法になります。

詳細に関しては、再生リストを実際にご覧いただくとバックテストも含めて丁寧に説明されているのですが、ざっくり説明すると以下のようになります。

  • S&P500インデックスファンド、もしくはNASDAQ100インデックスファンドをドルコスト平均法で積立投資を行う
  • 週足で5%以上の下落が起きた場合に買い増しを行う

私も元々基本的な戦略はインデックスファンドの積立投資ですので、下落時の対応の部分でこの理論を使わせてもらっています。

最初に思いついたのは下落タイミングでレバナスのみを買い増す作戦でしたが、私のそもそもの戦略の肝はリバランスを行い、定期で現金のプラスが出ることで気分が上がりそうというのと上がりきったレバナスの一部を円に戻すことで下落のショックを和らげることでした。

なのでレバナスだけ買い増しをしてもリバランスのタイミングが来てしまうと、下がりきったものが戻る前に比率で現金に戻してしますという意味不明な状況が発生してしまう恐れがあります。

なので買い増しに関しては、レバナスとオルカンを積み立ての割合通りに買い増すという形にしました、厳密にはオルカンをそのタイミング買うのが最適といえるか微妙ですが、オルカンとNASDAQ100に含まれるアメリカ株の重複は大きくありますし、正の相関もあるため妥協しました。

日本株購入のための考察

せっかくの素晴らしい手法ですので、日本株の購入でも使えないかと考えたのですが、日経平均についての検証はされてなかったため自分で短期間について調べてみました。

18/02/09-8.1
18/03/23-4.9
18/10/12-4.6
18/10/26-6
18/12/21-5.7
20/02/28-9.6
20/03/13-16
20/03/19-5
20/04/03-8.1
20/07/31-4.6
21/10/01-4.9
22/06/17-6.7
22/09/30-4.5
22/12/23-4.7

日経平均の5年分のデータで4.5%以上の下落をしているのは上記になります。そして、これらをチャートに入れ込むと以下のようになります。

どちらもTradingView提供のチャートになります。

結構いい感じで底値付近を捉えているように見えます。私が当たりを付けている銘柄は安定の大型株でして個別要因以外にも相場からの影響も大きく受けると思いますので、4.5%以上の下落が見えたらどうするか検討してもよさそうです。

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